天邪鬼たちの価値観
我々老害世代はこの言葉に救われ
この言葉を糧にし
今も胸に刻んでいる。
そして
この言葉にどこかあきらめの様な
感情も抱いている。
2026 年 1 月
Number_i が Apple Music の
ヒップホップ/ラップ部門で
1 位から 4 位を独占
そのようなニュース・コラムを目にし
その後 ameba TV の真っ昼間に
ライブ配信されている
"Zeebra’s LUNCH TIME BREAKS 2026/1/26配信” にて
ZEEBRA と BABYWOODROSE が
触れていた。
(名前は出していないが ” Number_1 ” と曲紹介)
最初に目にした某記事では
これは業界設計の議論・ラッパーが報われる構造を
考える事につながる云々という
内容が書かれていた。
それらの記事や議論を目にすると
湧き出る思いがある。
天邪鬼な価値観だ。
HIPHOP 側が
Number_i を拒めば拒む程
湧き出る価値観。
このニュースを知り
敢えて先のコラムや会話内で
排除させたであろう
偏見と批判を織り込み
更に、老害目線で書きたいと思った。
この初期衝動を与えてくれた
既存する関連のトッピク全てに
敬意と感謝を込め
この記事を書かせて頂く。
繰り返すが
2026 年 1 月
Number_i が Apple Music の
ヒップホップ/ラップ部門で
1 位から 4 位を独占した。
同時期に
ビルボードでも 1 位から 3 位まで
独占したとこのこと。
引用元:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/157204/2
それを踏まえて
J-POP 等でも成立するのに
何故に
ヒップホップ/ラップ部門なのかという論点
まず
筆者の立ち位置を明確にしておくならば
筆者は
Number_i を HIPHOP とは思っていない。
その上で
Nubmer_i がヒップホップ/ラップ部門に
エントリーしても良いと思う。
これについて ZEEBRA も番組内で
「 ラップはやりたきゃ自由にやればいい 」 と述べている
BOY-KEN に及ばずも
ほぼ同意見だ。
そりゃそうだ。
続けて
「 HIPHOP を名乗ったなら
それなりの覚悟を決めて来て頂いた方がいいなと思う 」
とも述べている。
また
HIPHOP 特有の物言いだ
もちろん
定義としての HIPHOP や RAP はあるし
線引きすべき箇所はあると思う。
けど
定義で表現できなかったり
例え
定義から外れていようとも
「 あ、この人 HIPHOP を
通ったんだろうな 」 等
HIPHOP を感じる人に出会う事はある。
当然
筆者が感じないから
その人は HIPHOP じゃないと
切り捨てる事は出来ないし
誰かの価値観では
定義を超えた
HIPHOP があるかもしれない。
当サイト編集長が
酒席で TLC の話題の次に
口にしている
現代病とも呼ばれる
SNS アルゴリズムの爆弾の話が頭をよぎる。
SNSのアルゴリズムにより自分の好みの情報だけが
集まる 「 フィルターバブル 」
自分と同じ意見ばかり目にして
極端な考えや価値観に陥り
それが正義だと思い込む 「 エコーチェンバー 」 等
もちろん
編集長の受け売りだ
この爆弾は
いずれ編集長に記事にして頂くとして
つまり
いまの価値観だけに固執しては
様々な可能性を放棄してしまう
それこそ
多種多様性を武器に生きる人々に
≪ 括り ≫ なんぞ
目クソ鼻クソのカテゴライズのはずだ
それに
RAP に寄せた程度の歌唱法が
竹ぼうきで大掃除されても
これだけ世に蔓延している昨今
基本
作り手から受け取った作品は
聞き手側での判断で良いと思っている。
これは批判云々ではなく
受け取った側の心の内の話として
そして
身も蓋もない事を言えば
こんな事は過去からずっとそうだ
常に HIPHOP が食い物にされ
この名の下で商売がされてきた。
これはもちろん
日本に限った話ではなく
US の HIPHOP シーンでも
たびたび議論される点だ。
むしろ
まだこの名の下で商売がされていると
日本では
喜ぶべきなのかもしれない。
世界の音楽シーンで見たら
HIPHOP はど真ん中のドル箱だが
日本のシーンでは
POPS がメインストリームであって
HIPHOP は主役ではない。
これは日本国内のランキングチャートが
答えを出している。
今回
この記事を書いている際に
お笑いの賞レース
『 女芸人 No.1 決定戦 THE W 』 が
思い浮かんだ。
お笑いの賞レースで
最高峰と言えば M-1
M-1 が J-POP という部門ならば
ヒップホップ/ラップ部門 が THE W
THE W に賭ける芸人もいるが
世間的には
M-1 だったら予選敗退の面子という見方
ヒップホップ/ラップ部門で
1 位から 4 位を独占という箔が付くが
J-POP での独占は難しいだろう
Nubmer_i にしても諸刃の剣だが
ヒップホップ/ラップ部門での
王冠を選んだというビジネスだ
これについても
ZEEBRA が述べている
「 ヒップホップっていうジャンルで出したら
一位が取れるっていうのも悔しいちゃあ悔しいし
舐められているなとは思うけど、そもそも売り方が違う。 」
さらに
こうも続けている。
「( Number_i に対して)音楽自体を
否定しているわけではない。
これは彼ら本人の問題だけでもなく周りのビジネスとかで
こっち( HIPHOP カテゴリ )にしていた方がいいとかやっている。 」
BOY-KEN に及ばずも
ほぼ同意見だ。
筆者としては
≪ 売り方が違う ≫ と言うより
その
≪ 売り方が ≫ 出来ないし
やってこなかったし
今後もやらない
むしろ
やれないと思う。
そして
仮に
その ≪ 売り方 ≫ をした
本物がいてもわーわー言うのだろう。
それが
HIPHOP なんだろ?
もう一つ
危惧されている点が
Nubmer_i が
ヒップホップ/ラップ部門に
エントリーされたことで
Apple Music でこの部門の代表例と学習され
HIPHOP を探しに来た新規リスナーの
入口が塗り替わる事
つまり
今まで活動してきたラッパーが
新規リスナーの目に
触れにくくなるという事だ。
筆者は
Apple Music を利用していない為
ヒップホップ/ラップ部門に
どのようなアーティストが掲載されていて
どのようにオススメされるのか
知らない。
そして
この出来事に言及している
BABYWOODROSE に関しても
筆者は初見だった。
勝手な筆者基準で申し訳ないが
Nubmer_i はデビューから
筆者は知っている。
キンプリのデビューは
まさにスタア誕生だったわけで
TV にも
すさまじい勢いで露出していたわけだし
Nubmer_i は幅広い世代が
認知していると判断する。
むしろ
認知度高めの塊だから
このように取り上げられ
注目を集めている
そして筆者は
それに言及したことで
BABYWOODROSE の名前を知った。
Number_i のファンや筆者が
もしかしたら
これを機に楽曲にも興味が湧いて
聞いてみるかもしれない。
これは
Nubmer_i が
ヒップホップ/ラップ部門に
エントリーされたから起きた事象だ
充分な相乗効果だ。
正直
HIPHOP への入り口なんて
なんでもいいのだ
今時
『 WILD STYLE 』 を観て
HIPHOP を好きになる新規はいないと思う。
勿論
いてもいい
でも
それが正解かどうかは問わない。
むしろ
正解かどうかをジャッジする必要がないのだ。
そして
絶対的な知名度から
Nubmer_i が HIPHOP と思う新規もいない
素晴らしいくらいの
筆者の偏見だ
仮に
Nubmer_i も知らずに
HIPHOP を聞いてみたいと
新規リスナーが Apple Music を利用し
Nubmer_i を入口にして
HIPHOP が好きになった。
数多もある媒体で HIPHOP を探す
友人・ SNS からのお薦め曲や
クラブ・イベントにも足を運ぶようになる。
更に更にと
かなりの扉を開く
可能性が広がっている
扉を開けていくうちに
今まで活動していた
アーティストに辿り着く。
立派に使命を果たしているじゃないか
Nubmer_i
繰り返すが
入り口なんてなんでもいい
そして
幾度もこんな時はあった
もう嘆いている場合ではない
むしろ
今度は利用すべきなのだ。
過去に 『 FNS歌謡祭 』 にて
Nubmer_i が KREVA や
違う年に RIP SLYME と
コラボしていた覚えがある。
もしも Number_i が
今回言及した
BABYWOODROSE とコラボした場合
Nubmer_i を認め称賛するのだろうか
それとも
BABYWOODROSE を
セルアウトというのだろうか
結局
当記事 Vol.3 での マス対コア から
抜け出すことは出来ないのかと思う。
他のコラムから刺激を受けて
自分の気持ちを整理し
記事にする楽しさを知ってしまった。
今回は筆者へ向けて
今後の当記事への 『 案とヒント 』 として。
余談ではあるが
このニュースを知る前に
テレビから Nubmer_i の新曲が流れて来た。
今までの路線よりも
これぐらいがいいよ Nubmer_i と
素直に感じた楽曲だったことを
追記しておこう。