【コラム】案とヒント vol.14

FEATURE

【コラム】案とヒント vol.14

天邪鬼たちの価値観

 

 

我々老害世代はこの言葉に救われ

この言葉を糧にし

今も胸に刻んでいる。

 

 

そして

この言葉にどこかあきらめの様な

感情も抱いている。

 

 

2026 年 1 月

Number_i が Apple Music の

ヒップホップ/ラップ部門で

1 位から 4 位を独占

 

 

そのようなニュース・コラムを目にし

その後 ameba TV の真っ昼間に

ライブ配信されている

"Zeebra’s LUNCH TIME BREAKS 2026/1/26配信” にて

ZEEBRA と BABYWOODROSE が

触れていた。
(名前は出していないが ” Number_1 ” と曲紹介)

 

最初に目にした某記事では

これは業界設計の議論・ラッパーが報われる構造を

考える事につながる云々という

内容が書かれていた。

 

 

それらの記事や議論を目にすると

湧き出る思いがある。

 

 

 

 

天邪鬼な価値観だ。

 

HIPHOP 側が

Number_i を拒めば拒む程

湧き出る価値観。

 

 

 

このニュースを知り

敢えて先のコラムや会話内で

排除させたであろう

偏見と批判を織り込み

更に、老害目線で書きたいと思った。

 

 

この初期衝動を与えてくれた

既存する関連のトッピク全てに

敬意と感謝を込め

この記事を書かせて頂く。

 

 

 

 

 

繰り返すが

 

2026 年 1 月

Number_i  が Apple Music の

ヒップホップ/ラップ部門で

1 位から 4 位を独占した。

 

 

同時期に

ビルボードでも 1 位から 3 位まで

独占したとこのこと。
引用元:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/157204/2

 

 

それを踏まえて

J-POP 等でも成立するのに

何故に

ヒップホップ/ラップ部門なのかという論点

 

 

まず

筆者の立ち位置を明確にしておくならば

筆者は

Number_i を HIPHOP とは思っていない。

 

 

その上で

 

 

Nubmer_i がヒップホップ/ラップ部門に

エントリーしても良いと思う。

 

これについて ZEEBRA も番組内で

「 ラップはやりたきゃ自由にやればいい 」 と述べている

BOY-KEN に及ばずも

ほぼ同意見だ。

そりゃそうだ。

 

 

続けて

「 HIPHOP を名乗ったなら
それなりの覚悟を決めて来て頂いた方がいいなと思う 」

とも述べている。

 

 

また

HIPHOP 特有の物言いだ

 

 

もちろん

定義としての HIPHOP や RAP はあるし

線引きすべき箇所はあると思う。

 

けど

定義で表現できなかったり

例え

定義から外れていようとも

「 あ、この人 HIPHOP を
通ったんだろうな 」 等

HIPHOP を感じる人に出会う事はある。

 

 

当然

筆者が感じないから

その人は HIPHOP じゃないと

切り捨てる事は出来ないし

誰かの価値観では

定義を超えた

HIPHOP があるかもしれない。

 

 

当サイト編集長が

酒席で TLC の話題の次に

口にしている

現代病とも呼ばれる

SNS アルゴリズムの爆弾の話が頭をよぎる。

 

SNSのアルゴリズムにより自分の好みの情報だけが

集まる 「 フィルターバブル 

自分と同じ意見ばかり目にして

極端な考えや価値観に陥り

それが正義だと思い込む 「 エコーチェンバー 」 等

 

 

もちろん

編集長の受け売りだ

 

この爆弾は

いずれ編集長に記事にして頂くとして

 

つまり

いまの価値観だけに固執しては

様々な可能性を放棄してしまう

それこそ

多種多様性を武器に生きる人々に

≪ 括り ≫ なんぞ

目クソ鼻クソのカテゴライズのはずだ

 

 

それに

RAP に寄せた程度の歌唱法が

竹ぼうきで大掃除されても

これだけ世に蔓延している昨今

 

 

基本

作り手から受け取った作品は

聞き手側での判断で良いと思っている。

これは批判云々ではなく

受け取った側の心の内の話として

 

 

そして

身も蓋もない事を言えば

こんな事は過去からずっとそうだ

常に HIPHOP が食い物にされ

この名の下で商売がされてきた。

 

これはもちろん

日本に限った話ではなく

US の HIPHOP シーンでも

たびたび議論される点だ。

「Hip Hop Is Dead」は誰に向けられた言葉だったのか。Nasがニューヨークに突きつけた警鐘

 

 

むしろ

まだこの名の下で商売がされていると

日本では

喜ぶべきなのかもしれない。

 

世界の音楽シーンで見たら

HIPHOP はど真ん中のドル箱だが

日本のシーンでは

POPS がメインストリームであって

HIPHOP は主役ではない。

これは日本国内のランキングチャートが

答えを出している。

 

 

 

今回

この記事を書いている際に

お笑いの賞レース

『 女芸人 No.1 決定戦 THE W 』 が

思い浮かんだ。

 

 

お笑いの賞レースで

最高峰と言えば M-1

M-1 が J-POP という部門ならば

ヒップホップ/ラップ部門 が THE W

 

 

THE W に賭ける芸人もいるが

世間的には

M-1 だったら予選敗退の面子という見方

 

 

ヒップホップ/ラップ部門で

1 位から 4 位を独占という箔が付くが

J-POP での独占は難しいだろう

Nubmer_i にしても諸刃の剣だが

ヒップホップ/ラップ部門での

王冠を選んだというビジネスだ

 

 

これについても

ZEEBRA が述べている

「 ヒップホップっていうジャンルで出したら
一位が取れるっていうのも悔しいちゃあ悔しいし
舐められているなとは思うけど、そもそも売り方が違う。 」

 

さらに

こうも続けている。

「( Number_i に対して)音楽自体を
否定しているわけではない。
これは彼ら本人の問題だけでもなく周りのビジネスとかで
こっち( HIPHOP カテゴリ )にしていた方がいいとかやっている。 」

 

 

BOY-KEN に及ばずも

ほぼ同意見だ。

 

 

筆者としては

≪ 売り方が違う ≫ と言うより

 

その

売り方が ≫ 出来ないし

やってこなかったし

今後もやらない

むしろ

やれないと思う。

そして

仮に

その ≪ 売り方 ≫ をした

本物がいてもわーわー言うのだろう。

 

 

 

それが

HIPHOP なんだろ?

 

 

 

 

 

 

 

もう一つ

危惧されている点が

 

 

Nubmer_i が

ヒップホップ/ラップ部門に

エントリーされたことで

Apple Music でこの部門の代表例と学習され

HIPHOP を探しに来た新規リスナーの

入口が塗り替わる事

 

つまり

今まで活動してきたラッパーが

新規リスナーの目に

触れにくくなるという事だ。

 

 

筆者は

Apple Music を利用していない為

ヒップホップ/ラップ部門に

どのようなアーティストが掲載されていて

どのようにオススメされるのか

知らない。

 

そして

この出来事に言及している

BABYWOODROSE に関しても

筆者は初見だった。

 

勝手な筆者基準で申し訳ないが

Nubmer_i はデビューから

筆者は知っている。

キンプリのデビューは

まさにスタア誕生だったわけで

TV にも

すさまじい勢いで露出していたわけだし

Nubmer_i は幅広い世代が

認知していると判断する。

 

 

むしろ

認知度高めの塊だから

このように取り上げられ

注目を集めている

 

 

そして筆者は

それに言及したことで

BABYWOODROSE の名前を知った。

 

 

Number_i のファンや筆者が

もしかしたら

これを機に楽曲にも興味が湧いて

聞いてみるかもしれない。

 

 

これは

Nubmer_i が

ヒップホップ/ラップ部門に

エントリーされたから起きた事象だ

 

 

充分な相乗効果だ。

 

 

 

正直

HIPHOP への入り口なんて

なんでもいいのだ

 

 

今時

『 WILD STYLE 』 を観て

HIPHOP を好きになる新規はいないと思う。

勿論

いてもいい

でも

それが正解かどうかは問わない。

むしろ

正解かどうかをジャッジする必要がないのだ。

 

 

 

 

そして

絶対的な知名度から

Nubmer_i が HIPHOP と思う新規もいない

 

 

素晴らしいくらいの

筆者の偏見だ

 

 

 

仮に

Nubmer_i も知らずに

HIPHOP を聞いてみたいと

新規リスナーが Apple Music を利用し

Nubmer_i を入口にして

HIPHOP が好きになった。

 

 

数多もある媒体で HIPHOP を探す

友人・ SNS からのお薦め曲や

クラブ・イベントにも足を運ぶようになる。

 

 

更に更にと

かなりの扉を開く

可能性が広がっている

扉を開けていくうちに

今まで活動していた

アーティストに辿り着く。

 

 

 

立派に使命を果たしているじゃないか

Nubmer_i

 

 

 

 

 

繰り返すが

入り口なんてなんでもいい

そして

幾度もこんな時はあった

もう嘆いている場合ではない

むしろ

今度は利用すべきなのだ。

 

 

 

 

 

過去に 『 FNS歌謡祭 』 にて

Nubmer_i が KREVA や

違う年に RIP SLYME と

コラボしていた覚えがある。

 

 

もしも Number_i が

今回言及した

BABYWOODROSE とコラボした場合

Nubmer_i を認め称賛するのだろうか

それとも

BABYWOODROSE を

セルアウトというのだろうか

 

 

 

 

結局

当記事 Vol.3 での マス対コア から

抜け出すことは出来ないのかと思う。

 

 

 

 

 

他のコラムから刺激を受けて

自分の気持ちを整理し

記事にする楽しさを知ってしまった。

 

 

今回は筆者へ向けて

今後の当記事への 『 案とヒント 』 として。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ではあるが

このニュースを知る前に

テレビから Nubmer_i の新曲が流れて来た。

今までの路線よりも

これぐらいがいいよ Nubmer_i と

素直に感じた楽曲だったことを

追記しておこう。

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