あぶなかった
まさかこんなにも早くに飲み込まれそうになるとは思ってもいなかった。
筆者は記事を書くにあたり下書き的なものを作成していくタイプなのだが
特にこれというネタが無ければなんとなく書き出してみる。
何事もまず動き出すことから始まるとミスチルと同じくらいは確信している。
数行進んだところで読み返してみた。
恐ろしく逃げ道だらけの体のいい文章だらけに目を疑った。
ちょっとなにかに寄り添った “ 僕聞く耳持っていますよ ” 感を醸し出す程度のうすっぺらな言葉の数々。
なにが老害だ
なにが自己満だ
はやくも初志貫徹を忘れ世に媚び始めているじゃないか。
なにかを発信する責任として必ず立ちふさがる壁がある
そう “ マス 対 コア ” だ。

1995年発売のECDのアルバム 「 ホームシック 」 に収録されている
“ MASS 対 CORE Feat.You The Rock & Twigy ”
発表当時が全国的にラップというものがお茶の間に浸透し始めてラップのヒット曲が量産されたあの頃。
それを皮肉る内容の曲として今現在も年寄りたちにはお馴染み過ぎる名曲である。
英語の MASS を語源とした大衆、多数、集団を意味する マス
それに反する位置にありにわかなファンと区別をつけた コア (な支持層)の対立
度々思う事があるのだが
HIPHOP というジャンルは「売れる」事に過剰な反応を示すことがある
そしてそれは特に日本では変な形で根付いた風土な気もする
そもそも 【 売れない = それで飯が食えない 】 そんな音楽のジャンルを誰がやるというのだろうか。
最低限それで生きていくと決めたからにはそれで生活を支える事が出来なければいけない。
当然趣味や道楽ならば勝手にすればいい
HIPHOP では表現手法として selfboast ( セルフボースト・ボースティング ) と言われる
自分の成功等を自慢する手法がある。
それは声高らかに自分が売れた・金を稼げた・良い車に良い女、高いアクセ 等々を
手に入れたことをラップしていくわけだが
時には HIPHOP 以外で金が稼げたことを題材にする人もいる。
上記の表現手法から 【 HIPHOP = 金にならない 】 というのは図式として許されないし
金を掴む為に HIPHOP という武器を手にして欲しい・してきた、という先人の思いもそこには含まれているはずだ。
もちろん
「 売れる 」 というより 「 売り方 」 への批判はありだと思う。
繰り返しにはなるが
売れた・世に名が知れただけであんなのは HIPHOP じゃないとか言い出す過剰な輩が居る。
だが
なにがなんでも売れてやるという意気込みはセルアウトなのか、それは HIPHOP ではないのか
売れてマス扱いされる事を拒んでいるのはコア側でいて欲しいという
聞き手側のエゴを押しつけているのではないのだろうか。
この一部の鎖国的な 【 少数派でいたい精神 =コア 】 な風潮が
日本の音楽的土壌に HIPHOP が根付くことを邪魔して
数年ごとに〇〇ブームとして表に出てくる程度に留まっている気がしてならない。
もちろん今世に出ている楽曲にはラップのパートや
グループであればラップを担当するメンバーが存在するほどには浸透している。
個人的にはラップパート・担当者のクォリティーがただ歌詞を詰め込んで
早口にした程度に感じる事はあるにせよ、世ではあれもラップの括りなのだと思う。
更にこれが掲載される頃には収束されているかと思うが
ちゃんみな(BMSG)対 NENE とのビーフがそれなりに耳に入ってきてた。
これも マス 対 コア な図式だと感じた
これも 「 売れる 」 事に直結するのかもしれないが
手法及び表現方法としての HIPHOP ( RAP ) への風当たりが強い点だ。
正直他の音楽ジャンルではあまり気にされない点だと思うのだが
曲はまだしも誰かが書いた歌詞(リリック)を RAP するだけの人を
コア という側の人間はちょっと下に見る傾向がある。
自ら作詞をしていない歌手でも歌唱力が表現方法として褒められる場合はあるし
楽器が出来ない人で形成されていてもそれはバンドと呼ばれる事はある
別にどんな歴史があるのか知らなくてもロックミュージシャンと呼ばれる人はいるだろう
だがラップに関しては
まずリリックを書いてない時点で表現方法として褒められている人を見たことが無いし
やれどんな風に発祥・発展してその音楽性の意味とかを理解・共有する事が
前提として求められるってやはり異例だと思う。
それが HIPHOP ! っと、言われれば返す言葉もないが
永遠に無くならない マス 対 コア の図式を生み出している元凶は
コア側のいちゃもんなのかもしれない。
ここで報告なのだが
実は
大きく話がずれた
結果なにが発信する側の責任として必ず立ちふさがる壁なのかはまた次回







