走り出したばかりのメディアサイトが烏滸がましいのだが、毎月編集後記をやって行こうと思う。26年4月の編集後記は私編集長が担当。
目次
2026年4月のニュース
ウータン・クランオーストラリア公演で返金対応
まずはこの話題だろう。先日のオーストラリアでは返金騒動もあったので、日本公演の2026年5月24日横浜Kアリーナで何が起こるのか。
Number_iがヒップホップカテゴリで4冠
次は当サイトの名物ライターko1の記事。Number_iの話題だけど、HIPHOPカテゴリについて論じている。彼らしい言葉で内容もとてもよかった。
筆者もヒップホップを好きになる入り口はなんでもいいし、どこでもいい。ヒップホップに興味持った人がさらにディグればいい。
R.I.P. アフリカ・バンバータ
あとは伝説の訃報。改めて彼が残した軌跡にリスペクト。
Billboard Hot 100
JAPAN Hot 100[ 2026/04/29 公開]
ランキングは売り方もあってかアイドル勢が強い。ミセスはTOP10以内にも他楽曲もランキング。まさに今はドル箱スター。
| No1 | All 4 U | INI |
| No.2 | 風と町 | Mrs.GREEN APPLE |
| No.3 | HAPPY BOUNCE BIRTHDAY | CANDY TUNE |
US Hot 100[ Week of May 2, 2026]
Olivia RodrigoのSNS・ストリーミング発の影響力がまさに今の時代を象徴。またElla Langleyのカントリーミュージックも人気に。
| No.1 | Drop Dead | Olivia Rodrigo |
| No.2 | Choosin’ Texas | Ella Langley |
| No.3 | I Just Might | Bruno Mars |
現代病といわれるフィルターバブル、エコーチェンバー等
先日ko1の記事でも少し話にあったので、現代病について触れてみよう。総務省の「令和5年版 情報通信白書」から抜粋して定義・分析する。
フィルターバブル
アルゴリズム機能で配信された情報を受け取り続けることにより、ユーザーは、自身の興味のある情報だけにしか触れなくなり、あたかも情報の膜につつまれたかのような「フィルターバブル」と呼ばれる状態となる傾向にある。このバブルの内側では、自身と似た考え・意見が多く集まり、反対のものは排除(フィルタリング)されるため、その存在そのものに気付きづらい。
引用:総務省の「令和5年版 情報通信白書」
エコーチェンバー
SNS等で、自分と似た興味関心を持つユーザーが集まる場でコミュニケーションする結果、自分が発信した意見に似た意見が返ってきて、特定の意見や思想が増幅していく状態は「エコーチェンバー」と呼ばれ、何度も同じような意見を聞くことで、それが正しく、間違いのないものであると、より強く信じ込んでしまう傾向にある。
引用:総務省の「令和5年版 情報通信白書」
確証バイアス
人は「自らの見たいもの、信じたいものを信じる」という心理的特性を有しており、これは「確証バイアス(Confirmation bias)」と呼ばれる。

正義中毒
他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、脳の報酬系が刺激されると指摘されており、この快感を味わうために叩く相手を常に探し回り、その行為が繰り返されやすくなると指摘されている。
フィルターバブル、エコーチェンバー等が増長すると「確証バイアス」に陥りやすくなる傾向にあると考えられる。
確証バイアスにより自分が「絶対的正義」と信じ込み、自分と異なる意見を「正すべき悪」と捉えて、「正義」のこん棒で叩く。
その叩いている場面は同類系のユーザー(フィルターバブルの影響下にある同じ属性のユーザー)に発見され、こん棒をもって「叩き」に参加する。
このような構造が炎上の一因となっている可能性があると分析する。
”人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人といった、わかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚えるようにできています。
他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、快楽物質であるドーパミンが放出されます。
この快楽にはまってしまうと簡単には抜け出せなくなってしまい、罰する対象を常に探し求め、決して人を許せないようになるのです。”
引用: 東洋ONLINE:脳科学者中野 信子氏の記事抜粋
なぜ炎上が起きるのか
元々は著名人に起こっていた炎上や誹謗中傷が、SNSの普及により一般人にも火の粉が飛ぶようになってきている。
脳科学者の中野 信子氏が指摘する通り、誰が見てもわかりやすい悪(例えば違反行為や迷惑行為などの不法行為)は「正義中毒者」の対象になりやすい。
なぜなら「自己責任」という論理で正当化されやすい構造があるからだ。
また不法行為に限らず、自分と異なる意見に対しても対立構造を煽って反応される事がある。これらは「確証バイアス」によってもたらされる構造だろう。
そのためSNSの利用する側は、投稿する前にそういった事が起こりうるリスクを理解する「リテラシー」が必要だろう。
「感情的な非難」ではなく、「論理的な批評」
反対意見は「感情的な非難」ではなく、「論理的な批評」にする事で対抗できる。
批評とは「対象を理解・分析し、根拠に基づいて評価」を行う営みである。つまり個人の感想文ではない。
もし異なる意見があり、自ら声を上げる際には、ぜひ一度冷静になって問うといいだろう。
まとめ
初めての編集後記だったので、もっとカジュアルにふざけてゆるく書きたかったのだが、気づけば思った以上に“それっぽい論調”になってしまったしまったのは、全て編集部ko1のせいだろう。
今後も毎月月末に編集後記をアップしたいと思います。

