≪ 一期一会 ≫
もはや
日本人であれば
一生涯で
≪ 焼肉定食 ≫ の次に
目耳にする四字熟語だろう。
出会いや
その瞬間を大切にする心構え
といった意味合いだ。
これがまた便利な言葉だ。
この言葉に限らず
四字熟語は
大多数の事柄を鎮静化させる力を
持っている。
そして
世の中に溢れるコラムにて
一度はテーマとして書かれるのが
この
≪ 一期一会 ≫ だと
筆者は思っている。
御多分に漏れず
≪ 一期一会 ≫ 編スタートだ。
出会い大切にしていますか?
息を吸って吐くだけで
様々な出会いがある。
当然
筆者の時代は
出会い系と名が付けば
ほとんどが 悪 でしかなかった。
個人の理性で食い止めないと
尻の毛までむしり取られる事態も
大なり小なりあった。
今は
安心して出会える場になり
有効活用されている方も
多くいるし
世への浸透も支持を得て
確固たるポジションを確立している。
楽曲との出会い系として
仲介してくれる媒体は
テレビ、ラジオ、雑誌から
SNS に移り変わり
出会い方も付き合い方も様々になった。
筆者が先日
カウンター越しに
一期一会 した
自称 女子大生 曰く
“ TikTok で流れて来た曲で
気に入ったらサブスクや
ネットで探してあとはおすすめで
上がってくるのを聞いてみたいなぁ⤴ ”
たぶん
これが今のスタンダードな
聞き方なのだろう。
そこから
掘る掘らないは
人それぞれの付き合い方だが
以前
編集長が記事にしていた
SNS アルゴリズムを
踏まえて考えると
出会える楽曲を
自ら狭めていると
考えられる。
巨乳が好きだからと
巨乳だけを見る人はいないだろう。
そこには
年代・職業・状況等の
更なるフェチの上乗せをして
総合的に
巨乳を楽しめるという事もある。
ネット記事にて
音楽評論家 柴 那典
著作 『 ヒットの復権 』 の
一部を抜粋・編集したもので
気になる箇所があった。
Mrs. GREEN APPLE のヴォーカル
大森元貴 氏へのインタビューで
――では、今、あえてミセスのライバルを
世の中に見出すならば、どういうものだと思います?
特定の誰かというよりはもっと大きなもの、
たとえば何かの概念とかでもかまわないので、
どうでしょうか。
大森元貴 『 ミセスのライバルは
「ジャンル」という概念じゃないかと思います。
「ジャンル」という言葉が
ものすごい壁になっていると感じていて。
バンドであることだったり、アイドルだったり、
そこの壁が日本ではすごくハッキリしている。
それによって作られた文化もあるし、
誇るべきことだと思うんだけど、
同時にそのことで生まれる風習もある。
そういうルールとか固定概念みたいなものが
自分のライバルかもしれないですね。 』
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さすが
フェーズ 3
( インタビュー当時は 2 だが )
記事では
“ だからこそ、大森元貴が試みたのは
「 壁を壊す 」 だけでなく
「 橋をかける 」 ことだった。
異なる価値観を持ったコミュニティが、
それぞれの違いを認めた上で、
お互いに称え合う場を作ることだった。 ” で
記事を結んでいる。
SNS アルゴリズムの
レコメンドで完結してしまう
楽曲達への出会いや付き合い方の危うさを
制作・発表する側で警鐘を鳴らすのは
素晴らしい事だと思う。
既に現代ならではの
売れ方の流れが出来ており
それを利用して
乗っかている人も大勢いるはずだ。
繰り返すが
筆者の時代は
出会い系と名が付けば
ほとんどが 悪 でしかなかった。
ジャンルそのものが
悪や弊害なわけではないにしろ
SNS アルゴリズムや AI のレコメンド等で
悪気も無く良かれと思って近づいてくるのが
時に一番 質が悪い。
日進月歩な科学だけに
将来は
“ 貴方にお薦め ” が
“ 逆にこんなのはいかがでしょう ” に
変わる時が来るかもしれないが
音楽の出会い系としては
現状の仕組みだけで完結するには
やはり勿体無い。
先述の
楽曲との出会い系媒体で
もしかしたら
現代にこそ
刺さるかもしれない
唯一無二なものが抜けていた。
『 Mixtape 』 である。
一目瞭然だが
DJ が楽曲をテープや CD に
繋ぎ合わせて録音したもので
プロモーションで配布したり
勿論
販売もされている。
全盛時代では
月毎に販売され
その月の新譜のみで作成し
それで新譜や新人をチェックして
CD やレコードを買うという事があった。
以前の記事でもあったが
【案とヒント】その頃の僕らといったら新しい音の奴隷だった――知らないを楽しめる客でありたい不器用な『ブギーバック』-vol.22-
DJ は
世に曲を送り込む SNS 的な
役割を担う力があった。
もちろん
その DJ の色や趣味は出るが
選曲の趣味が一致すれば
SNS アルゴリズムや
AI のレコメンドとは違う角度から
様々な楽曲に出会う事が出来ると
筆者は思っている。
そして
『 夏 』 『 Mixtape 』 で
筆者は愛着無量なのが一つある。

DJ Jazzy Jeff&Mick Boogie
『 Summertime The Mixtape 』 シリーズだ
Vol.1 が 2010 年に発表され
一年に一度夏頃に発表され続け
2019 年に Vol.10
2020 年の
DJ Jazzy Jeff + MICK
『 Summertime 2020 』 の
発表を最後に途絶えてしまった。
ざっと聞き返したが
Vol. 1 ~ 3 はネタ物系の曲が目立つので
がっつり HIPHOP や 耳馴染みあるのを
聴きたいなら Vol. 4 ぐらいからは
聴きやすいと感じた。
相方の MICK さんの Shows や
Reposts にまだ音源は残っているようです。
シリーズ最終作
筆者は
2010年前後から現在まで
Mixcloud なるアプリとサイトを
利用してきた。
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Mixcloud とは
世界中の DJ ミックスにラジオ番組と
ポッドキャストなどの長尺音声が
大まか無料で利用できるプラットフォームだ。
筆者は
海外・国内の有名 DJ より
海外・国内で
普段何の活動をしているか不明な
DJ の Mix が好きだったりする。
一時期は Spotify も使ってみたが
結局
1 曲丸々聞くのは POPS で
HIPHOP を聴く時は Mix がいいのだ。
夏は
野外でのイベント事も
増える時期
BGM で困るなら
是非
Mixcloud を使ってみてはいかがだろう。
新たな曲との出会い言えども
最新曲だけを指す言葉ではなく
一期一会 に訪れる
初めて聴いた楽曲を楽しむ
『 案とヒント 』 として
余談ではあるが
男として生まれ育ち
それはそれは
詐欺の様な幾多ものレコメンドを
目にしてきたのですが
あれって女性には出ないものなの?
女性版はどんなやつなの?
是非いつか
カウンター越しの一期一会で
聞いてみたい事と
追記しておこう。
2026.06.11