【案とヒント】新たな曲との出会い方 – Vol.29 –

FEATURE

【案とヒント】新たな曲との出会い方 – Vol.29 –

≪ 一期一会 ≫

 

 

 

もはや

日本人であれば

一生涯で

≪ 焼肉定食 ≫ の次に

目耳にする四字熟語だろう。

 

 

 

出会いや

その瞬間を大切にする心構え

といった意味合いだ。

 

 

 

これがまた便利な言葉だ。

 

 

この言葉に限らず

四字熟語は

大多数の事柄を鎮静化させる力を

持っている。

 

 

そして

世の中に溢れるコラムにて

一度はテーマとして書かれるのが

この

≪ 一期一会 ≫ だと

筆者は思っている。

 

 

 

 

御多分に漏れず

≪ 一期一会 ≫ 編スタートだ。

 

 

 

 

出会い大切にしていますか?

 

 

息を吸って吐くだけで

様々な出会いがある。

 

 

当然

筆者の時代は

出会い系と名が付けば

ほとんどが 悪 でしかなかった。

 

 

個人の理性で食い止めないと

尻の毛までむしり取られる事態も

大なり小なりあった。

 

 

今は

安心して出会える場になり

有効活用されている方も

多くいるし

世への浸透も支持を得て

確固たるポジションを確立している。

 

 

 

 

楽曲との出会い系として

仲介してくれる媒体は

テレビ、ラジオ、雑誌から

SNS に移り変わり

出会い方も付き合い方も様々になった。

 

 

 

筆者が先日

カウンター越しに

一期一会 した

自称 女子大生 曰く

“ TikTok で流れて来た曲で
気に入ったらサブスクや
ネットで探してあとはおすすめで
上がってくるのを聞いてみたいなぁ⤴ ”

 

 

 

たぶん

これが今のスタンダードな

聞き方なのだろう。

 

 

 

そこから

掘る掘らないは

人それぞれの付き合い方だが

以前

編集長が記事にしていた

【26年4月】編集後記 -ウータン公演、Number_i、現代病などについて-

 

SNS アルゴリズムを

踏まえて考えると

出会える楽曲を

自ら狭めていると

考えられる。

 

 

 

巨乳が好きだからと

巨乳だけを見る人はいないだろう。

 

 

そこには

年代・職業・状況等の

更なるフェチの上乗せをして

総合的に

巨乳を楽しめるという事もある。

 

 

 

ネット記事にて

音楽評論家 柴 那典

著作 『 ヒットの復権 』 の

一部を抜粋・編集したもので

気になる箇所があった。

 

 

Mrs. GREEN APPLE のヴォーカル

大森元貴 氏へのインタビューで

――では、今、あえてミセスのライバルを
世の中に見出すならば、どういうものだと思います?
特定の誰かというよりはもっと大きなもの、
たとえば何かの概念とかでもかまわないので、
どうでしょうか。

 

大森元貴 『 ミセスのライバルは
「ジャンル」という概念じゃないかと思います。
「ジャンル」という言葉が
ものすごい壁になっていると感じていて。
バンドであることだったり、アイドルだったり、
そこの壁が日本ではすごくハッキリしている。
それによって作られた文化もあるし、
誇るべきことだと思うんだけど、
同時にそのことで生まれる風習もある。
そういうルールとか固定概念みたいなものが
自分のライバルかもしれないですね。 』

 

 

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さすが

フェーズ 3
( インタビュー当時は 2 だが )

 

 

記事では
“ だからこそ、大森元貴が試みたのは
「 壁を壊す 」 だけでなく
「 橋をかける 」 ことだった。
異なる価値観を持ったコミュニティが、
それぞれの違いを認めた上で、
お互いに称え合う場を作ることだった。 ” で

記事を結んでいる。

 

 

SNS アルゴリズムの

レコメンドで完結してしまう

楽曲達への出会いや付き合い方の危うさを

制作・発表する側で警鐘を鳴らすのは

素晴らしい事だと思う。

 

 

既に現代ならではの

売れ方の流れが出来ており

それを利用して

乗っかている人も大勢いるはずだ。

 

 

 

 

繰り返すが

筆者の時代は

出会い系と名が付けば

ほとんどが 悪 でしかなかった。

 

 

ジャンルそのものが

悪や弊害なわけではないにしろ

SNS アルゴリズムや AI のレコメンド等で

悪気も無く良かれと思って近づいてくるのが

時に一番 質が悪い。

 

 

日進月歩な科学だけに

将来は

“ 貴方にお薦め ” が

“ 逆にこんなのはいかがでしょう ” に

変わる時が来るかもしれないが

音楽の出会い系としては

現状の仕組みだけで完結するには

やはり勿体無い。

 

 

 

 

先述の

楽曲との出会い系媒体で

もしかしたら

現代にこそ

刺さるかもしれない

唯一無二なものが抜けていた。

 

 

 

 

『 Mixtape 』 である。

 

 

一目瞭然だが

DJ が楽曲をテープや CD に

繋ぎ合わせて録音したもので

プロモーションで配布したり

勿論

販売もされている。

 

 

全盛時代では

月毎に販売され

その月の新譜のみで作成し

それで新譜や新人をチェックして

CD やレコードを買うという事があった。

 

 

以前の記事でもあったが

【案とヒント】その頃の僕らといったら新しい音の奴隷だった――知らないを楽しめる客でありたい不器用な『ブギーバック』-vol.22-

DJ は

世に曲を送り込む SNS 的な

役割を担う力があった。

 

 

もちろん

その DJ の色や趣味は出るが

選曲の趣味が一致すれば

SNS アルゴリズムや

AI のレコメンドとは違う角度から

様々な楽曲に出会う事が出来ると

筆者は思っている。

 

 

 

そして

『 夏 』 『 Mixtape 』 で

筆者は愛着無量なのが一つある。

 

 

 

DJ Jazzy Jeff&Mick Boogie
『 Summertime The Mixtape 』 シリーズだ

 

 

Vol.1 が 2010 年に発表され

一年に一度夏頃に発表され続け

2019 年に Vol.10

2020 年の

DJ Jazzy Jeff + MICK
『 Summertime 2020 』 の

発表を最後に途絶えてしまった。

 

ざっと聞き返したが

Vol. 1 ~ 3 はネタ物系の曲が目立つので

がっつり HIPHOP や 耳馴染みあるのを

聴きたいなら Vol. 4 ぐらいからは

聴きやすいと感じた。

 

 

相方の MICK さんの Shows や

Reposts にまだ音源は残っているようです。

 

シリーズ最終作

 

 

筆者は

2010年前後から現在まで

Mixcloud なるアプリとサイトを

利用してきた。

 

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Mixcloud とは

世界中の DJ ミックスにラジオ番組と

ポッドキャストなどの長尺音声が

大まか無料で利用できるプラットフォームだ。

 

 

筆者は

海外・国内の有名 DJ より

海外・国内で

普段何の活動をしているか不明な

DJ の Mix が好きだったりする。

一時期は Spotify も使ってみたが

結局

1 曲丸々聞くのは POPS で

HIPHOP を聴く時は Mix がいいのだ。

 

 

夏は

野外でのイベント事も

増える時期

BGM で困るなら

是非

Mixcloud を使ってみてはいかがだろう。

 

 

 

 

新たな曲との出会い言えども

最新曲だけを指す言葉ではなく

一期一会 に訪れる

初めて聴いた楽曲を楽しむ

『 案とヒント 』 として

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ではあるが

男として生まれ育ち

それはそれは

詐欺の様な幾多ものレコメンドを

目にしてきたのですが

あれって女性には出ないものなの?

女性版はどんなやつなの?

是非いつか

カウンター越しの一期一会で

聞いてみたい事と

追記しておこう。

2026.06.11

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