日常とは
毎日繰り返され
特別ではない普段の生活
常日頃な事を言うらしい。
ここ毎日
WU-TANG のライブの
心配をしていた訳でも無いし
はっきり言えば
HIPHOP を毎日聴いている訳でもない。
Vol.21 にして遂に
白紙の原稿の前で数時間が経つ
もちろん
世間的ニュースでは
ナオヒロックさんの死去と
連続して悲しいニュースが入ってきた。
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あれほど驚いた
D’Angelo の訃報から
既に半年以上も経過していた。
本当に
日常というのは
時間と記憶を奪い去るものだと思う
もしかしたら
本当に HIPHOP が好きな人は
それらの悲しいニュースで
日常が一変してしまうのかもしれない。
一変する、しないで
HIPHOP への愛情は測れないし
正直
自分の日常が一変するというのは
誰かのニュースで起こるより
自分に起きた出来事が大半だと思う。
筆者の日常の中で
ここ最近の身近な HIPHOP は
夜中だか
夜明けに
妻が
BE:FIRST の YouTube の合間に
MASTERMIND / DJ HASEBE × Zeebra × Mummy-D × SUGAR SOUL【43rd ①/5】や
今すぐ欲しい / DJ HASEBE × SUGAR SOUL × Zeebra × Mummy-D【43rd ②/5】を
寝ている筆者お構いなしで
それなりの大音量で
観ているのが聞こえたぐらいだ。
画面までは観なかったが
上記のサイトだと判断できる。
もちろん
筆者の Vol.12 と関係なく
勝手に辿り着いたのだと思う。
もしかしたら
近年 ano ちゃんの事しか
考えていない筆者よりも
HIPHOP に触れているのは
妻なのかもしれない。
そう言えば
数週間前に
荒川区のカラオケバーの様な所で
詳細は忘れたが
隣の席のカップルと会話が弾んだ。
何往復かの会話のラリーから
なにか歌いますか?みたいな話になり
その彼女にデンモクを渡した。
覗き込むと
BENNIE K の曲名一覧を
表示していた。
思わず声が出たのを
憶えている。
その彼女は
見た感じ
30 代前半からちょい後半ぐらい
正直
この令和になって
BENNIE K の曲名一覧を
拝むことになるとは
想像もしていなかったし
その見た目からも
まったくの予想外だった。
もちろん
一緒にそこにお邪魔した
筆者の友人はBENNIE K の
べの字も知らなかった。
それも致し方ない。
筆者が 20 代前半から
30 代直前ぐらいまでが
BENNIE K の全盛期だったと思う。
一緒にいる彼氏は平然としている事から
常日頃な事なのだろう。
彼氏も彼女も近い年に見えたので
BENNIE K の全盛期を知る
年代には見えなかった。
普段なら
今彼なのか
元彼なのか
どこからの影響かを
邪推する所だが
酔いと
BENNIE K の文字で
ただ声を出すのが精一杯だった。
筆者は
女性ラッパーが苦手だ。
性差別的と話の観点がずれるなら
フィメールラッパー と言うべきか
だが
これも訳せば
女性ラッパーだ。
女性ラッパーが苦手と言っても
強めの感じの
怒ってラップするタイプの
女性ラッパーが苦手だ。
振り返れば
洋楽でも
Queen Latifah
MC Lyte
Da Brat
Foxy Brown
Monie Love
程度で
数え上げられるくらいしか
作品には触れて来なかった。
先程の
苦手なタイプと挙げたのと
矛盾するかも知れないが
若干強めな方も居る。
だが
筆者の中でパワフルと強めはまた違う。
もちろん
洋楽と邦楽の受け取り方と
感じ方は多少の差が出てくる。
つまり
筆者の女性ラッパーへの
偏見とイメージは マス レベル
言うなれば
女性ラッパーへの免疫は
ほぼ無いに等しく
女性ラッパー童貞と言えるだろう。
Vol.11 で
“ 1 を見て 10 を語る マス に
「 所詮ラッパーだからね 」 と
一言で判断されるのが筆者は嫌いだ。 ”
と
書いている。
だが
女性ラッパー童貞の筆者が
敢えて言うなら
世に出る女性ラッパーって
結構コテコテな
時代時代の B-GIRL と言うか
ちょっと地方のヤンキーっぽい
やっぱ強めな方が出てくる。
もちろん
マス な意見だ。
むしろ
この定義に男女は関係ない
男性だってそんなもんだ。
だが
どうしても
メディアで見かける
女性ラッパーの分母が少ない為に
これをより強く感じてしまう。
分かっている
全ては日本の音楽シーンが悪い。
今日本の音楽シーンに携わる
30 才以上の全員を
総辞職させない限り
日本の音楽シーンが変わることは無いだろう。
だが
マス に向けてる訳では無く
コア なのだからしょうがない。
これに尽きる。
つまり
筆者は
BENNIE K が好きなのだ。
ソロのラッパーという訳では無いが
だからこそバランスが良く
自然と聞くことが出来た。
時折ネットで見かける
SOUL’d OUT 時代に早すぎた案件
今こそ
Diggy-MO’ が時代に合う的な話だが
筆者としては
BENNIE K が時代に早すぎたと
思うグループだ。
現代に置き換えすぎて
オーディションから選ばれて
BENNIE K に + 4 人ぐらいの
グループで薄められて
誰かにプロデュースされて
とかではまた違う。
やはり
チャゲアス よろしくのデュオで
各自の分担・役割が明快で
自分らでしっかりプロデュース出来る。
楽曲の構成も
ラップのスキルも
ちょっと コア で
でも マス に届くキャッチーさ
なにより
地方のヤンキー臭がしない。
その点から
現代にこそ
女性ラッパーの名刺代わりに
居て欲しいと思える
アーティストだ。
BENNIE K
” Sky ”
日常とは
毎日繰り返され
特別ではない普段の生活
常日頃の マス な時間が
思い出させてくれる事もある。
そして
日常に溶け込んだ
荒川区のカラオケバーの様な所で
出会えたカップルに感謝と
女性ラッパーの分母を増やす
『 案とヒント 』 として
余談ではあるが
筆者は ano はロックであり
パンクであり HIPHOP だと
思っている。
表現方法は違えど
その精神は HIPHOP だ。
そしてロックでパンクだ。
もし ano が通った音楽がまた違ったら
充分にラッパーとしても開花したと思う。
それぐらいの振り幅は
女性ラッパーにあってもいいと
追記しておこう。
2026.04.15