かつて「龍が如く」という怪物を生み出した男たちが、再び牙を剥いた。名越稔洋氏が築いた『龍が如く』のDNAを受け継ぐRGG Studio最新作『STRANGER THAN HEAVEN』。この作品の全貌が明らかになるにつれ、世界中のゲーマーだけでなく、音楽シーンも色めき立っている。
すでにトレーラーが公開されるや否や、ゲームの映像美や時代背景・ストーリーはさることながら、楽曲のすばらしさに話題が集中した。
その理由は、単なる新作発表に留まらない。西海岸のレジェンド、スヌープ・ドッグとグラミー賞歌手トーリ・ケリーの参戦が決定したからだ。さらにAdoや藤原聡(Official髭男dism)まで参加などヒップホップ界のレジェンドから、日本の現代ポップシーンを象徴するアーティストまでが集結した。
目次
伝説の再始動。RGG Studioが放つ『STRANGER THAN HEAVEN』とは?
旧「龍が如くスタジオ」中核メンバーが集結した背景
RGG Studioは、セガで「龍が如く」シリーズを牽引した名越稔洋氏が、NetEase Gamesの出資を受けて設立した。メンバーの顔ぶれを見れば、その本気度がわかる。旧「龍が如くスタジオ」のメインスタッフが名を連ねており、彼らが培ってきた「男たちの熱き戦いと重厚に描く人間ドラマ」のノウハウが本作にも注ぎ込まれている。
犯罪と情愛が交差する。RGG Studioが描く新たなストーリー
本作の舞台は、煌びやかなネオンの裏で欲望が渦巻く巨大な歓楽街だ。プレイヤーは、居場所のない男たちが、居場所を求めて戦ったドラマを追体験することになる。
旧「龍が如くスタジオ」の中核メンバーが手掛けるだけあり、ただの暴力描写に終始しない、人間の内面を抉るようなシナリオが期待されている。名越氏が描く「大人のドラマ」は、今作でさらにその深度を増しているようだ。
前代未聞の四重奏。主題歌『STRANGER THAN HEAVEN』の衝撃
本作のタイトルを冠した主題歌『STRANGER THAN HEAVEN』。クレジットを見た瞬間、誰もが目を疑ったはずだ。
楽曲名:STRANGER THAN HEAVEN
アーティスト:Snoop Dogg、藤原聡、Ado、Tori Kelly
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Snoop Dogg(ヒップホップ界の生ける伝説)
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藤原聡(Official髭男dism:日本を代表する稀代のメロディメーカー)
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Ado(世界を熱狂させる圧倒的な歌声)
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Tori Kelly(グラミー賞を制した実力派ソウルシンガー)
この4人が、一つの楽曲で共演する。これは単なるタイアップの域を完全に超えている。『STRANGER THAN HEAVEN』では、楽曲がストーリーテリングの一部として機能する。スヌープのラップが物語の温度感を決定づけ、物語への没入感をさらに高める役割を担っている。音楽と映像がかつてない密度で溶け合う体験こそが、本作の真の狙いだ。
なぜスヌープ・ドッグなのか?HIPHOPアイコンがゲームに与える箔

本作のテーマソングにスヌープ・ドッグが参加するというニュースは、業界を震撼させた。スヌープは単なるラッパーではない。西海岸の「顔」であり、ポップアイコンだ。彼が日本のゲームプロジェクトに加わることは、本作がアジア限定のヒットではなく、全米、ひいては全世界のカルチャー層をターゲットにしている。
スヌープ、藤原聡、Ado、トーリ・ケリー。この並びが意味するもの

スヌープ・ドッグの重厚なウェストコースト・グルーヴを土台に、藤原聡の突き抜けるようなハイトーンと緻密なメロディライン、そこにAdoの変幻自在でエモーショナルな表現力が加わる。さらにトーリ・ケリーのソウルフルな歌声が引っ張る構成だ。日本のポップス、ロック、歌謡曲的アプローチと、本場USのヒップホップ、R&Bが見事に溶け合う。これは、本作が「日本発、世界基準」のエンタメであることを、音だけで証明する強烈な宣言に他ならない。
グローバル市場を見据えた「日本発」のコンテンツ
菅原文太から宇梶剛士へ、城田優そして西岡徳馬・大塚明夫・ディーンへ

名越作品の凄みは、キャストに宿る「説得力」にある。 かつて伝説を創った菅原文太。その遺志を継ぎ、遺族の了承を得てボイスキャストを務めるのが、弟子である宇梶剛士だ。この「魂の継承」が物語の背骨を支えている。

今回の主役を務める城田優氏が魅せる彼の持つ洗練された知性と、どこか影のあるミステリアスな声は圧巻だ。さらに、脇を固める布陣が凄まじい。 国際的な活躍を見せるディーン・フジオカ、日本映画界の重鎮であり、冷徹さと情熱を併せ持つ西岡徳馬。その存在感は、画面を引き締めるどころか、作品の格を数段引き上げる。 そして、声優界の至宝であり、その低音だけで物語を語る大塚明夫。彼が演じるキャラクターが発する一言は、どんな銃声よりも重く響くだろう。現代的な危うさと共鳴し、日本の役者達が作品に「グローバルな色気」を添えている。
Adoの参戦というサプライズ。歌姫は「声」で何を演じるのか

今回、ファンを最も驚かせたニュースの一つが、Adoのキャスティングだ。彼女は主題歌への参加だけでなく、物語の根幹に関わる重要な役割を担うという。
Adoというアーティストは、単に歌が上手いだけではない。楽曲ごとに異なる人格を演じ分けるような「声の憑依」が魅力だ。名越氏が彼女を起用した理由は、その圧倒的な「声の力」が、実力派俳優陣の芝居と渡り合えると確信したからに違いない。彼女の歌声が、混沌とした街の「痛み」や「叫び」を代弁する瞬間、プレイヤーの没入感は最高潮に達するはずだ
『STRANGER THAN HEAVEN』がエンタメ業界に風穴を開ける理由
ヒップホップとゲームの融合は、古くからある。だが、これほどまでに「大人のための犯罪ドラマ」という文脈で、レジェンド級のラッパーを真っ向から起用した例は少ない。
見せかけの格好良さではなく、泥臭い生き様の中に美しさを見出す視点。こは単なる広告目的を超え、魂の通ったアートワークになり得る。本作が成功すれば、日本のゲーム業界における「音楽の価値」と「キャスティングの定義」が根底から覆るだろう。
Review
ヒップホップにおいて「クラシック(名盤)」と呼ばれる作品には、必ず最高のプロデューサーと、最高に相性の良いラッパー、そして物語を支える客演がいる。
『STRANGER THAN HEAVEN』というプロジェクトにおいて、名越氏はまさに最高のプロデューサーだ。この楽曲と映像美、圧倒的なストーリはゲームという枠を超えた「事件」になる。宇梶剛士氏が師匠から受け継いだ物語も華を添える。NetEaseの資本力、名越氏の執念、そしてアーティストたちの情熱。これらが一つになった時、我々は日本のゲーム業界が世界市場に強烈な存在感を示す瞬間を、ついに目にすることになるだろう。
<商品概要>
商品名:STRANGER THAN HEAVEN
対応機種:Xbox Game Pass / Xbox Series X|S / Xbox on PC / Xbox Cloud / PC(Steam)/ PlayStation®5
発売日:今冬発売予定
価格:未定
ジャンル:アクションアドベンチャー
プレイ人数:1人
発売・販売:株式会社セガ
CERO表記:審査予定
著作権表記:©SEGA
出演:城田優、ディーン・フジオカ、Snoop Dogg、穂志もえか、Tori Kelly、大塚明夫、西岡德馬、藤原聡(Official髭男dism)、Cordell Broadus、Ado、菅原文太
公式サイト:https://stranger-than-heaven.com/
引用元:
PRタイム;運命をぶっ飛ばせ 居場所を持たない男たちが、居場所を求めて戦った50年の物語。『STRANGER THAN HEAVEN』今冬発売決定!
Wikipedia: STRANGER THAN HEAVEN
Billboard: Snoop Dogg & Tori Kelly Team Up for ‘Stranger Than Heaven’ Theme Song